2-9-表 動詞の活用形アクセント一覧

目次


2拍動詞

 5段活用・1段活用両方に2種類ずつで4種類、そこにカ変・サ変・「居る(おる)」を合わせて、合計7種類あります。

2拍動詞の種類
変 格 活 用 1 段 活 用 5 段 活 用
1類 する ●● 寝る ●● 言う ●●
2類 来る ○● 見る ○● 書く ○●

 カ変「来る」とサ変「する」とは、中世以前は1段活用動詞(当時は2段活用動詞)と似たアクセント変化をしていました。ところが近世以降、1段動詞のほうは意向・推量形が1拍長くなった(例:受けう→受けよう)のに対して、カ変・サ変にはこのような変化が起こらなかったため、今日ではそこだけアクセントにも違いが生じています。

「居る(おる)」のアクセントは、肯定の終止・連体形が「おる/●○」、否定の同形が「おらん/●○○」となることもあるという点を除けば、2拍5段1類「言う」類に同じです。


2拍動詞・サ変とカ変

2拍・サ変動詞「する」カ変動詞「来る」
活用形 語形 アクセント 語形 アクセント

終止・連体 する ●● くる ○●
仮定 すれ
すりゃ
●○
●○
くれ
くりゃ
○●
○●
過去・完了
連用
命令
連用命令 しい ●● きい ●●
意向・推量 しょう*1 ●● こう*2 ○●

終止・連体 せん ●● こん ○●
仮定 せね
せにゃ/-な
●○
●○
こね
こにゃ/-な
●○
●○
過去・完了 ナンダ ○○○ ナンダ ○○○
連用 イデ
ント
○○ イデ
ント
○○

使役 さす(5段)
させる(1段)
●●
●●●
こさす(5段)
こさせる(1段)
●●●
●●●●
受動・尊敬
・自発
される(1段)
せられる(1段)
しられる(1段)
●●●
●●●●
●●●●
こられる(1段) ●●●●
~たい したい ●○○ きたい ●○○
転成名詞
+へん しいひん ●○○○ きいひん ●○○○

+てる してる ●●● きてる ●●●
+てた してた ●●○ きてた ●●○
+てへん してへん ●○○○ きてへん ●○○○

+ます します ●●● きます ●●●
+ました しました ●○○○ きました ●○○○
+ません しません ●●●● きません ●●●●
+ませなんだ しませなんだ ●●●○○○ きませなんだ ●●●○○○
+ましょう しましょう
しましょ
●●●●
●●●
きましょう
きましょ
●●●●
●●●

+はる しやはる
しはる
●●●●
●●●
きやはる
きはる
●●●●
●●●
+はった しやはった
しはった
●●○○○
●○○○
きやはった
きはった
●●○○○
●○○○
+はらへん しやはらへん
しはらへん
●●●○○○
●●○○○
きやはらへん
きはらへん
●●●○○○
●●○○○

2拍1段活用動詞・1類「寝る」と2類「見る」

2拍1段動詞・1類「寝る」2類「見る」
活用形 語形 アクセント 語形 アクセント

終止・連体 ねる ●● みる ○●
仮定 ねれ
ねりゃ
●○
●○
みれ
みりゃ
○●
○●
過去・完了
連用
命令
連用命令 ねえ ●● みい ●●
意向・推量 ねよう ●●● みよう ○○●

終止・連体 ねん ●● みん ○●
仮定 ねね
ねにゃ/-な
●○
●○
みね
みにゃ/-な
●○
●○
過去・完了 ナンダ ○○○ ナンダ ○○○
連用 イデ
ント
○○ イデ
ント
○○

使役 ねさす(5段)
ねさせる(1段)
●●●
●●●●
みさす(5段)
みさせる(1段)
●●●
●●●●
受動・尊敬
・自発
ねられる(1段) ●●●● みられる(1段) ●●●●
~たい ねたい ●○○ みたい ●○○
転成名詞
+へん ねえへん ●○○○ みいひん ●○○○

+てる ねてる ●●● みてる ●●●
+てた ねてた ●●○ みてた ●●○
+てへん ねてへん ●○○○ みてへん ●○○○

+ます ねます ●●● みます ●●●
+ました ねました ●○○○ みました ●○○○
+ません ねません ●●●● みません ●●●●
+ませなんだ ねませなんだ ●●●○○○ みませなんだ ●●●○○○
+ましょう ねましょう
ねましょ
●●●●
●●●
みましょう
みましょ
●●●●
●●●

+はる ねやはる
ねはる
●●●●
●●●
みやはる
みはる
●●●●
●●●
+はった ねやはった
ねはった
●●○○○
●○○○
みやはった
みはった
●●○○○
●○○○
+はらへん ねやはらへん
ねはらへん
●●●○○○
●●○○○
みやはらへん
みはらへん
●●●○○○
●●○○○

2拍5段活用動詞・1類「言う」と2類「書く」

2拍5段動詞・1類「言う」2類「書く」
活用形 語形 アクセント 語形 アクセント

終止・連体 いう ●● かく ○●
仮定 いえ
いや
●○
●○
かけ
かきゃ
○●
○●
過去・完了 いう ●○ かい ○○
連用 いう ●○ かい ○○
いい ●○ かき ○◐
命令
連用命令 いい ●● かき ○●
意向・推量 いおう ●●● かこう ○○●

終止・連体 いわん ●●● かかん*1 ●○○
○○●
仮定 いわね
いわにゃ/-な
●●○
●●○
かかね
かかにゃ/-な
○●○
○●○
過去・完了 いわナンダ ●●○○○ かかナンダ ○●○○○
連用 いわイデ
いわント
●●○○ かかイデ
かかント
○●○○
いわ ●● かか ○●

使役 いわす(5段)
いわせる(1段)
●●●
●●●●
かかす(5段)
かかせる(1段)
●●●*2
●●●●*2
受動・尊敬
・自発
いわれる(1段) ●●●● かかれる(1段) ●●●●*2
~たい いいたい ●●○○ かきたい ●●○○*3
転成名詞 いい ●● かき ●○
+へん いわへん ●○○○ かかへん ○●○○

+てる いうてる ●●●● かいてる ○○○●
+てた いうてた ●●●○ かいてた ○○●○
+てへん いうてへん ●●○○○ かいてへん ○○●○○

+ます いいます ●●●● かきます ○○○●
+ました いいました ●●○○○ かきました ○●○○○
+ません いいません ●●●●● かきません ○○○○●
+ませなんだ いいませなんだ ●●●●○○○ かきませなんだ ○○○●○○○
+ましょう いいましょう
いいましょ
●●●●●
●●●●
かきましょう
かきましょ
○○○○●
○○○●

+はる いわはる ●●●● かかはる ○○○●
+はった いわはった ●●○○○ かかはった ○●○○○
+はらへん いわはらへん ●●●○○○ かかはらへん ○○●○○○

3拍動詞

 近世までの京都語には、3拍動詞は5段活用のものが3種類、1段活用のものが2種類で、計5種類ありました。

近世京都語における3拍動詞の種類
1 段 活 用 5 段 活 用
1類 上げる ●●● 上がる ●●●
3類

歩く ○●●
2類 下げる ●○○ 下がる ●○○

 これら5種類はそれぞれ次のような変化を経て現代京都言葉へ至っています。

 ちなみに高知・徳島南部・紀伊田辺・龍神などは、今もこの5種類のアクセント区別を残していることで知られています。また現京都市内のうち旧京北町中川や左京区八瀬でも、少なくとも1910年頃の生まれの方は区別をまだ保持していることが報告されています(参考資料)。

 なおここで用いられている「3類」という呼び方は充分に確立されたものではありません。金田一春彦氏の類別語彙表のように、この類には番号を付けていないケースもあります。


3拍1段活用動詞・1類「上げる」と2類「下げる」

3拍1段動詞・1類「上げる」2類「下げる」
活用形 語形 アクセント 語形 アクセント

終止・連体 あげる ●●● さげる ○○●
仮定 あげれ
あげりゃ
●●○
●●○
さげれ
さげりゃ
○●○
○●○
過去・完了 あげ ●○ さげ ○●
連用 あげ ●○ さげ ○●
あげ ●○ さげ ○◐
命令 あげ
あげ
●○
●○
さげ
さげ
○◐
○●
連用命令 あげ ●● さげ ○●
意向・推量 あげよう ●●●● さげよう ○○○●

終止・連体 あげん ●●● さげん ●○○
○○●
仮定 あげね
あげにゃ/-な
●●○
●●○
さげね
さげにゃ/-な
○●○
○●○
過去・完了 あげナンダ ●●○○○ さげナンダ ○●○○○
連用 あげイデ
あげント
●●○○ さげイデ
さげント
○●○○
あげ ●● さげ ○●

使役 あげさす(5段)
あげさせる(1段)
●●●●
●●●●●
さげさす(5段)
さげさせる(1段)
○○○●
○○○○●
受動・尊敬
・自発
あげられる(1段) ●●●●● さげられる(1段) ○○○○●
~たい あげたい ●●○○ さげたい ●●○○*1
転成名詞 あげ ●● さげ ●○
+へん あげへん ●○○○ さげへん ○●○○

+てる あげてる ●●●● さげてる ○○○●
+てた あげてた ●●●○ さげてた ○○●○
+てへん あげてへん ●●○○○ さげてへん ○○●○○

+ます あげます ●●●● さげます ○○○●
+ました あげました ●●○○○ さげました ○●○○○
+ません あげません ●●●●● さげません ○○○○●
+ませなんだ あげませなんだ ●●●●○○○ さげませなんだ ○○○●○○○
+ましょう あげましょう
あげましょ
●●●●●
●●●●
さげましょう
さげましょ
○○○○●
○○○●

+はる あげはる ●●●● さげはる ○○○●
+はった あげはった ●●○○○ さげはった ○●○○○
+はらへん あげはらへん ●●●○○○ さげはらへん ○○●○○○

3拍5段活用動詞・1類「上がる」と3類「歩く」

3拍5段動詞・1類「上がる」3類「歩く」
活用形 語形 アクセント 語形 アクセント

終止・連体 あがる*1 ●●● あるく ○○●
仮定 あがれ
あがりゃ
●●○
●●○
あるけ
あるきゃ
○●○
○●○
過去・完了 あがっ ●○○ あるい ○●○
連用 あがっ ●○○ あるい ○●○
あがり ●○○ あるき ○●○
命令 あが ●○ ある ○●
連用命令 あがり ●●● あるき ○○●
意向・推量 あがろう ●●●● あるこう ○○○●

終止・連体 あがらん ●●●●*2 あるかん ○○○●
仮定 あがらね
あがらにゃ/-な
●●●○
●●●○
あるかね
あるかにゃ/-な
○○●○
○○●○
過去・完了 あがらナンダ ●●●○○○ あるかナンダ ○○●○○○
連用 あがらイデ
あがらント
●●●○○ あるかイデ
あるかント
○○●○○
あがら ●●● あるか ○○●

使役 あがらす(5段)
あがらせる(1段)
●●●●
●●●●●
あるかす(5段)
あるかせる(1段)
○○○●
○○○○●
受動・尊敬
・自発
あがられる(1段) ●●●●● あるかれる(1段) ○○○○●
~たい あがりたい ●●●○○ あるきたい ○○●○○
転成名詞 あがり ●●●*3 あるき ○○●
+へん あがらへん ●●○○○ あるかへん ○●○○○

+てる あがってる ●●●●● あるいてる ○○○○●
+てた あがってた ●●●●○ あるいてた ○○○●○
+てへん あがってへん ●●●○○○ あるいてへん ○○○●○○

+ます あがります ●●●●● あるきます ○○○○●
+ました あがりました ●●●○○○ あるきました ○○●○○○
+ません あがりません ●●●●●● あるきません ○○○○○●
+ませなんだ あがりませなんだ ●●●●●○○○ あるきませなんだ ○○○○●○○○
+ましょう あがりましょう
あがりましょ
●●●●●●
●●●●●
あるきましょう
あるきましょ
○○○○○●
○○○○●

+はる あがらはる ●●●●● あるかはる ○○○○●
+はった あがらはった ●●●○○○ あるかはった ○○●○○○
+はらへん あがらはらへん ●●●●○○○ あるかはらへん ○○○●○○○

4拍動詞

 近世までの京都語には、4拍動詞は5段活用のものが3種類、1段活用のものが3種類で、計6種類ありました。

近世京都語における4拍動詞の種類
1 段 活 用 5 段 活 用
1類 教える ●●●● 教わる ●●●●
3類 抱える ○●●● 関わる ○●●●
2類 預ける ●●○○ 預かる ●●○○

 これら6種類はそれぞれ次のような変化を経て現代京都言葉へ至っています。

 3拍動詞の場合同様、高知・徳島南部などは今も上記6種類のアクセント区別を残していることで知られています。

 ちなみに現代京都語では「間に合う」という動詞を「間に‐合う/●●‐○●」と2語相当に発音するため、結果としてかつての2類動詞と似た音調になっています。

 なお「3類動詞」という呼び方が充分に確立されたものでないという点は、3拍動詞の場合と同じです。


4拍1段活用動詞・1類「教える」と3類「抱える」

4拍1段動詞・1類「教える」3類「抱える」
活用形 語形 アクセント 語形 アクセント

終止・連体 おしえる ●●●● かかえる ○○○●
仮定 おしえれ
おしえりゃ
●●●○
●●●○
かかえれ
かかえりゃ
○○●○
○○●○
過去・完了 おしえ ●●○ かかえ ○●○
連用 おしえ ●●○ かかえ ○●○
おしえ ●●○ かかえ ○●○
命令 おしえ
おしえ
●●○
●●○
かかえ
かかえ
○●○
○●○
連用命令 おしえ ●●● かかえ ○○●
意向・推量 おしえよう ●●●●● かかえよう ○○○○●

終止・連体 おしえん ●●●● かかえん ○○○●
仮定 おしえね
おしえにゃ/-な
●●●○
●●●○
かかえね
かかえにゃ/-な
○○●○
○○●○
過去・完了 おしえナンダ ●●●○○○ かかえナンダ ○○●○○○
連用 おしえイデ
おしえント
●●●○○ かかえイデ
かかえント
○○●○○
おしえ ●●● かかえ ○○●

使役 おしえさす(5段)
おしえさせる(1段)
●●●●●
●●●●●●
かかえさす(5段)
かかえさせる(1段)
○○○○●
○○○○○●
受動・尊敬
・自発
おしえられる(1段) ●●●●●● かかえられる(1段) ○○○○○●
~たい おしえたい ●●●○○ かかえたい ○○●○○
転成名詞 おしえ ●●● かかえ ○○●
+へん おしえへん ●●○○○ かかえへん ○●○○○

+てる おしえてる ●●●●● かかえてる ○○○○●
+てた おしえてた ●●●●○ かかえてた ○○○●○
+てへん おしえてへん ●●●○○○ かかえてへん ○○○●○○

+ます おしえます ●●●●● かかえます ○○○○●
+ました おしえました ●●●○○○ かかえました ○○●○○○
+ません おしえません ●●●●●● かかえません ○○○○○●
+ませなんだ おしえませなんだ ●●●●●○○○ かかえませなんだ ○○○○●○○○
+ましょう おしえましょう
おしえましょ
●●●●●●
●●●●●
かかえましょう
かかえましょ
○○○○○●
○○○○●

+はる おしえはる ●●●●● かかえはる ○○○○●
+はった おしえはった ●●●○○○ かかえはった ○○●○○○
+はらへん おしえはらへん ●●●●○○○ かかえはらへん ○○○●○○○

4拍5段活用動詞・1類「教わる」と3類「関わる」

3拍5段動詞・1類「教わる」3類「関わる」
活用形 語形 アクセント 語形 アクセント

終止・連体 おそわる ●●●● かかわる ○○○●
仮定 おそわれ
おそわりゃ
●●●○
●●●○
かかわれ
かかわりゃ
○○●○
○○●○
過去・完了 おそわっ ●●●○ かかわっ ○○●○
連用 おそわっ ●●●○ かかわっ ○○●○
おそわり ●●●○ かかわり ○○●○
命令 おそわ ●●● かかわ ○○●
連用命令 おそわり ●●●● かかわり ○○○●
意向・推量 おそわろう ●●●●● かかわろう ○○○○●

終止・連体 おそわらん ●●●●● かかわらん ○○○○●
仮定 おそわらね
おそわらにゃ/-な
●●●●○
●●●●○
かかわらね
かかわらにゃ/-な
○○○●○
○○○●○
過去・完了 おそわらナンダ ●●●●○○○ かかわらナンダ ○○○●○○○
連用 おそわらイデ
おそわらント
●●●●○○ かかわらイデ
かかわらント
○○○●○○
おそわら ●●●● かかわら ○○○●

使役 おそわらす(5段)
おそわらせる(1段)
●●●●●
●●●●●●
かかわらす(5段)
かかわらせる(1段)
○○○○●
○○○○○●
受動・尊敬
・自発
おそわられる(1段) ●●●●●● かかわられる(1段) ○○○○○●
~たい おそわりたい ●●●●○○ かかわりたい ○○○●○○
転成名詞 おそわり ●●●● かかわり ○○○●
+へん おそわらへん ●●●○○○ かかわらへん ○○●○○○

+てる おそわってる ●●●●●● かかわってる ○○○○○●
+てた おそわってた ●●●●●○ かかわってた ○○○○●○
+てへん おそわってへん ●●●●○○○ かかわってへん ○○○○●○○
○○●○○○○

+ます おそわります ●●●●●● かかわります ○○○○○●
+ました おそわりました ●●●●○○○ かかわりました ○○○●○○○
+ません おそわりません ●●●●●●● かかわりません ○○○○○○●
+ませなんだ おそわりませなんだ ●●●●●●○○○ かかわりませなんだ ○○○○○●○○○
+ましょう おそわりましょう
おそわりましょ
●●●●●●●
●●●●●●
かかわりましょう
かかわりましょ
○○○○○○●
○○○○○●

+はる おそわらはる ●●●●●● かかわらはる ○○○○○●
+はった おそわらはった ●●●●○○○ かかわらはった ○○○●○○○
+はらへん おそわらはらへん ●●●●●○○○ かかわらはらへん ○○○○●○○○

5拍以上の動詞

 5拍以上の動詞のアクセントは、4拍動詞のアクセントに準じます。

4拍以上のアクセント体系
拍\類1類3類
4拍●●●●○○○●
5拍●●●●●○○○○●
6拍●●●●●●○○○○○●
7拍●●●●●●●○○○○○○●

 活用形のアクセントも、4拍動詞の活用語尾アクセントを応用すれば求まります。

例1・5拍1類「見失う」(4拍1類の音調を応用する)
終止・連体形
H0型
否定形
H0型
過去形
H-3型
教わる ●●● 教わらん ●●●●● 教わった ●●●○○
見失う ●●●●● 見失わん ●●●●●● 見失うた ●●●●○○

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