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サイト概要

 方言を題材とした一般書といえば語彙にまつわるものが多いようで、京都市の言葉の場合も単語とその意味を(時にはアクセントも)並べたオーソドックスなものから、京の暮らし・習慣についての話題も交えたエッセイ調のものまで何種類か出版されています。しかし言語としての土台部分ともいえる語法や発音などを、平易な言葉で体系的に解説しているようなものというのはなかなか見かけぬようです。それならば自ら京都語の手引きのようなものを書き起こしてみよう、そのような思いつきから1999年11月1日、当サイトは誕生するに至りました。
「できるだけ専門用語の使用は避ける」ことを方針とし、「基本的な内容の頁へはトップから直接、それ以外の頁へもトップから2クリックで行けるようにする(3クリック以上しないと辿り着けない頁は作らない)」という作りにしています。

 開設当初は「現代京都言葉」というサイト名で、記述内容も私自身が幼少の頃より使ったり聞いたりしてきた表現を中心に取り上げていました。しかし京都方言に関する先行研究や資料などを読んでいますと、思いのほか自分が共通語化の波を被ってしまっていて、上の世代の言い方や発音をきちんと継承していないことに気づかされる場面があり、ネイティヴであるとの自負がかえって不勉強な状態を招いていたと感じるようになりました。
 そのうち「共通語による侵食が本格化する前の京本来の話し言葉」というものに対する私の関心が増していったこともありまして、現在では旧市街地に伝わってきた伝統方言・京ことばのご紹介に重きを置いています。

 当サイトに記載されている発音(アクセント)表記も、サイト開設当初は私自身の内省に基づいていましたが、前述のような経緯および量・質とも最高水準の京都方言の発音資料集が発売されたことなどを踏まえまして、最近はこちらの資料を参考にしつつアクセント表記をするようにしています。


 このサイトへのリンクはご自由にどうぞ。特にご連絡くださる必要はございません。


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お問い合わせ先

 このサイトに関するお問い合わせは以下の注意書きをご一読の上ケー・オー・ティー・オー・アットマーク・エー・ケー・イー・エヌ・オー・ティー・エス・ユー・ケー・アイ・ピリオド・シー・オー・エム の "藤月" までメールでお寄せくださいませ(当サイト作者はブログやSNSなどはどれもまったくしていません)。

 毎年1月からゴールデンウィーク頃までの期間は、多忙につきお返事が遅れる傾向にございます。

 よほど変なメールでない限り、基本的にはすべてお返事を出すようにしておりますが、もしいつまで経ってもメールの返事が戻ってこないようでしたら、お出しくださったメールがフィルタに弾かれて、私の手元まで着いていない可能性があります。HTMLメールになっていないか、添付メールになっていないか、今一度ご確認くださいませ。


参考文献一覧

アクセントの表記法と歴史について:

京都方言及び近畿方言の現状と分布について:

京都アクセントの確認

中世から近世にかけての京都アクセントの推定に際して:

サイト内で参照しているもの:


謝辞

 一好事家に過ぎぬ私に、快く資料をお分けくださった研究者の皆様にこの場を借りて改めて御礼申し上げます。

 特に中井先生からはその後も今日に至るまで様々なご教示を賜りました。中井先生のご厚意なくしては、京都方言並びに京阪系アクセントに対する理解を深めることは出来ませんでした。篤く御礼申し上げます。


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