促音を含む語のアクセント核の位置につきましては、語彙ペーシ以外でも気づき次第改めてゆきます。
アクセントを示す記号のうち、これまで▼▲で代用してきた「下降拍」「上昇拍」を、本来の◐◑を使って表記するようにしました。
このサイトができた頃はまだShift_JISの全盛期で、JIS X 0208に含まれない「白黒半分ずつの丸印」は日本語の文章と混ぜて使うことが困難でした。そこでやむを得ず「下降や上昇を連想させる」という理由から▼▲をかわりに使うことにしたのですが、2009年には当サイトの全ページがUTF-8へ移行し、また最近はこれらの記号を含むフォントの普及もかなり進んでいるようであることから、このたび切り替えることにしました。
ここにあげた頁以外でも▼→◐、▲→◑に置き換わっています(一括置換で処理したので一部おかしなところがあるかもしれませんが、この辺は気づき次第直してゆきます)。
「京都人のための京都言葉検証講座」の語彙・文法編は、内容がほぼ「京都言葉と東京言葉の違い」と被っていましたので後者に統合しました。ただし「検証7 日常の何気ない言葉」だけは検証講座にしかない内容でしたので、こちらは「京の挨拶」へ移しました。
「京都人のための京都言葉検証講座」の音韻・アクセント編と「京都周辺部でのみ失われてしまったアクセント区別」との内容は、新設した「揺らぐアクセント区別~近畿中央部でのみ失われた音調区別、失われつつある音調区別~」へ統合しました。
この他、「京ことば」という単語を伝統方言以外の意味では使わぬように切り替えています。
Aという言い方がBという言い方に変わりつつあるという印象を与えぬように、「変化」という言葉を削除しました。
語彙集は伝統方言以外も収録しているため、「京言葉」ではなく「京都言葉」とすることにしました。
以上すべてURLの変更はありません。
近世京都アクセントに関する記述を大幅に削除して内容を簡潔にしました。「助動詞のアクセント」の頁がなくなった関係で、旧2-11章であった「複合語のアクセント」の頁が2-10章に繰り上がっています。
活用形アクセント一覧表は、当サイト開設時の内容にほぼ戻っています。
「式」と「核」という用語を使用することにより、説明の簡略化を順次はかってゆく予定です。