5-C1. 錦源明朝

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  錦源明朝 Light	7-Zip版 (3.78 MB)	zip版 (4.93 MB)

※ 7-Zip版もzip版もアーカイヴの中身は同じです。

錦源明朝の改訂履歴

• 3.002 (20210909):
  • 錦明朝かなを3.004にヴァージョンアップしたことに伴う更新。
  • 合成を前提とした0幅のdiacritics (U+0300～U+036F) と幅ありの記号類との分離が不完全で、æ̀ (U+00E6, U+0300) のみならず æ` (U+00E6, U+0060) のようなペアも合成されてしまうことがあった問題を修正。
• 3.001 (20210816):
  • 錦明朝かなを3.001にヴァージョンアップしたことに伴う更新。
• 3.000 (20210516):
  • 錦明朝を3.000にヴァージョンアップしたことに伴う更新。
    • ひらがな・カタカナ（半角カタカナも含む）の全グリフについてアウトラインの見直し。
    • 小さいゐゑヰヱを追加。
    • ㌀ (U+3300) ～㌫ (U+332B) と㌭ (U+332D) ～ ㍗ (U+3357) までを追加（従来はJIS X 0213に含まれる16字のみ）。
• 2.000 (20201204):
  • 錦明朝を2.000にヴァージョンアップしたことに伴う更新。
  • ㍿㈰㈪など漢字を要素とする記号類の追加。
• 1.111 (20200912): 錦明朝を1.111にヴァージョンアップしたことに伴う更新。
• 1.110 (20200823): 錦明朝を1.110にヴァージョンアップしたことに伴う更新。
• 1.101 (20200819): 錦明朝を1.101にヴァージョンアップしたことに伴う更新。
• 1.100 (20200814): 漢字以外のベースフォントである錦明朝を1.100にヴァージョンアップしたことに合わせて錦源明朝も更新。変更点は次の通りです。
  • 合成用濁点 (U+3099)・同半濁点 (U+309A) に縦書き版グリフを追加。これによりVORG対応の環境では、一つ前の（すぐ上の）文字の右肩に合成用濁点・半濁点が表示できるようになりました。
  • CIDの並びを霧明朝・霧ゴシックと共通化したことに伴い、ラテン文字、IPA記号など50文字（100グリフ）を追加。
  • Solstitium向けテキストを編集する時用に7つのグリフを追加。
  • CID+23058以降を霧明朝・霧ゴシックと共通化（CID+0～23057は最初からAdobe-Japan1-6互換です）。
• 1.010 (20181213): 漢字以外のベースフォントである錦明朝を1.010にヴァージョンアップしたことに合わせて錦源明朝も更新。
• 1.001 (20170923): 漢字部分を源ノ明朝 JP Light 1.001ベースに更新。縦書き時に回転される文字に：(U+FF1A)を追加。
• 1.000 (20170503): 最初のリリース。

今後の予定

　2020年終わり頃より全グリフについてアウトラインの見直しをしつつ、多ウェイト化を目的としたマスターデータの再構築を行っています。
　当初予定していた全体のロードマップは次の通りです。

1. 錦源の全グリフについてアウトラインの見直しをしつつ、master0（マルチウェイトの細いほうのアウトラインデータ）化する。
2. master0をベースにmaster1（マルチウェイト太いほうのアウトラインデータ）を作る。つまり全グリフを太らせる。
3. 余力があったらmaster0, 1のイタリック版も作る。イタリックは作らないことにしました。

　ひらがな・カタカナについては2021年春に工程2まで完了しました。しかし続けて欧文グリフに取り掛かったあたりから作業時間が確保できなくなり、長らく工程1で進捗が止まっていましたが、2025年11月にようやく工程1が終わりました。

　ただ仮名文字以外の工程2も時間がかかることが予想され、このまま頓挫してしまう可能性もゼロではありません。そこでひとまず多ウェイト化が既に完了している仮名グリフだけでも活用するため、さらら明朝をリリースするにいたりました。

関連リンク

• 5-A1. 錦明朝かな
• 5-A2. 錦明朝
• 5-3. 共通グリフセットの詳細